三宅健のラヂオ 2009年02月16日

 
(番組情報)
公式サイト:三宅健のラヂオ
三宅健のラヂオは、bayfmで月曜日24時〜24時30分に放送されています。
番組名の通り、V6の三宅健さんがパーソナリティを務め、同席する石原さんとの会話によって番組が進められます。
なお、番組サイトの「ラヂオの日記」では、会話の内容が忠実にテキスト化されています。
 
(前置き)
bayfmで現在放送中のジャニーズの番組は、NEWS増田さんの「増田貴久のMASTER HITS」、SMAP草薙さんと香取さんの「SMAP POWER SPLASH」、そしてV6三宅さんによる「三宅健のラヂオ」があります。
千葉県民としては喜ぶべき状況でありますが、しかし、またしても恥ずかしながらわたくし、三宅さんの知識が薄い状態であります。
薄っすうすの、ペラッペラであります。
なので、先のKちゃんNEWSと同様、初めて番組を聴いたおっさんがどう感じたか、というプロセスで迫りたいと思います。
 

三宅:「『携帯とかは忘れても全然平気なんですけど、リップと鏡
     だけは、忘れたら絶対途中で買わずにはいられません
     携帯とか財布とかならわかるけど、とよく言われますが
     やっぱり変ですか?』
    あー、なるほどね、ナオさん
    んー、28歳、女性、クリニック受付
    クリニック受付・・・いいですね(笑)」

三宅:「ラジオネーム里沙さんから頂きました
    えー、23歳、女性
    職業、グラフィックデザイナー
    ちょっとかっこいい感じのね」

 
ハロプロの番組では、投稿者の年齢を伏せることが多く、それはジャニーズにおいても少なくないようです。
しかしこの番組では、はっきりと年齢を言い、更には職業まで伝えてきます。
そして、その職業がまた、オシャレを感じさせます。
私が普段よく聴く番組には決してない、オシャレ感が溢れています。
なんでしょう、ラジオでこんなアウェーな感じを受けたのは初めてかもしれません。
 

<あなたがついたウソ、つかれたウソ>
 
三宅:「『私は以前付き合っていた彼にウソをつかれてしまいました
     同い年だと思っていた彼ですが、たまたま免許証を見たら
     生まれ年が3年上だったのです
     付き合って数ヶ月たっていたので、はてなマークが
     たくさん頭に浮かびました
     彼に問いただすと、かなり挙動不審になり
     謝り始めました
     なんでも、軽い気持ちでウソをついたら、ホントのことを
     言うタイミングが見つからなかった、とのことで
     彼とは、専門学校のクラスメートだったのですが
     数年たった今でも、共通の友人たちは本当の年齢を
     知りません』
    あー・・・なんでそんな、3歳詐称したんだろう
    なんで? 23って、同い年でしょ?
    26だったのに、3歳若く言ってたんでしょ?
    なんだったんだろ
    やっぱ26だと、おじさんだと思われちゃうとか
    思ったのかなあ」
石原:「上だったんでしょ?」
三宅:「上だったんだよ
    だから26だったんでしょ?」
石原:「うん」
三宅:「それなのに、同い年の23だって言ってたんでしょ?」
石原:「そっか」
三宅:「そう」
石原:「ハクをつけたかったのかな」
三宅:「え?」
石原:「ハクをつけたかった」
三宅:「あー・・・うんうんうんうん・・・え?
    違う、3年上だよ? 3年上なんだから
    26ってことでしょ? 実年齢が
    若く見せてたんだよ
    サバ、3歳サバ読んで、年下に見せてたってこと」
石原:「あ、ごめん そういうことね」
三宅:「そうそうそう
    うーん ・・・え? なにが? 専門?
    あー、彼もね、彼とは専門学校のクラスメート
    そうそう、専門学校だからかな
    まあ・・・そうなのかな・・・そうだよな
    学校のクラスメートだったから、その、バレたくないみたいな
    ことだったのかな
    なるほどね、うーん・・・
    まあ、なんかいろいろあるんでしょう 事情が
    うん、なんかあるんですよ」

 
人から嘘をつかれると、どうしても猜疑的になってしまい、相手をどうやって謝らせるか、自分の気持ちをどのようにぶつけるか、ということばかりに奔走しがちです。
しかし三宅さんは、嘘をついた相手の立場を考え、何か事情があるに違いない、と説明しています。
大人の考え方です。
 

三宅:「『私はエコバッグについて疑問に思います
     最近ブームっていうか、みんなエコを意識して
     持ち始めていますが、いかにも売れないエコバッグとか
     作りすぎて絶対売れ残りそうなエコバッグとか
     世の中にいっぱいあると思います
     結局、大量のエコバッグが処分するハメになりますよね
     これってエコのはずなのに、商売にしたために
     エコじゃなくなる悪い例だと思いませんか?
     エコバッグありすぎだろ』
    お怒りのご様子ですけど
    これはね、まあねえ、うーん
    エコっていう言葉も、あんま良くないっちゃあ良くないのかも
    しんないけどね なんか
    まあでも、その、ブームになることは、すごくいいことだと
    思うし、やっぱりその、それが、あの、企業の、あの
    なんていうんですかね、うーん
    企業の仕掛けたものだとしても、それにいろんな人が
    乗っかって、それで環境のことを考えるっていうきっかけに
    なっていることが、まあ、いいことだと思うので
    もちろん、そうなってくると必ず、それをどうにかして商売に
    できないかっていう人とか、必ず出てくるわけだから
    ま、そういう無駄が出てきちゃって当たり前というか
    致し方ないことですよね うん
    だって、そんなの決まってんじゃん
    お金儲けしたいんだから
    そうだよ そんな慈善事業なんて、やりませんよ
    なかなか ホントに」

 
この問題に対して三宅さんは、短絡的に極論づけようとせず、また、現実のシビアさも見据えて回答を提示しています。
これも大人の思考でありましょう。
 

三宅:「いや、ホントに思うけどね、子供の頃に言われた言葉とか
    なんか、そういうのってすごく衝撃的に残るっていうか
    トラウマになるよね うん、ホントに ホントそう思うわ」
石原:「なんかあるの?」
三宅:「あ、だから 僕で言えば、その、なんですかね
    あの、ある日なんか歌ってたんですよ
    キン肉マンか何かの歌を 家で
    そしたら、うちの母親に、おまえホントに下手クソだな、と
    ホント調子っ外れもいいとこだと
    おまえは音痴だと 言われたわけ
    すっごいそれがショックで
    『そっかあ・・・音痴かあ・・・』と思って
    で、それを確かめるべく、あの
    家族が誰も家にいないときにですよ
    テープレコーダーに録音したんですよ」
石原:「(笑)」
三宅:「で、僕は、その
    その当時にバックトゥザフューチャーが流行ってて
    その頃にスケボーとか始めたりして
    とにかくあの、あの、Jフォックス・・・だっけ?
    マイケルJフォックス
    マイケルJフォックスが、すごく格好よかったわけよ
    その当時 ナイキとか履いちゃってさ
    ジーパンでさ、なんか、オレンジのベストとか着ちゃって
    それが格好よくて、その、スケボーに乗ったりとか、その
    スケボーに乗ってるときに流れるテーマソングが
    ヒューイ・ルイスのパワー・オブ・ラヴっていう曲が
    あったんですけど
    その曲がすごい大好きだったの
    で、パワー・オブ・ラヴのCDを流しながら
    一緒に歌ってみたわけよ
    で、聴いたらさ、まー調子っ外れもいいとこでさ
    もう、その、母親の言ったことだけじゃなくて
    自分で実験しちゃったわけだからさ、その
    確かだということがわかっちゃったわけ
    それから、あ、おいらは歌っちゃいけないんだ
    と思ったわけよ」
石原:「(笑)」
三宅:「そこからですよ 僕の始まりは すべての始まりは
    ホントに 口パク人生ですよ
    口パク人生は、そっから始まったんですよ」

 
キン肉マン、テープレコーダー、マイケルJフォックス、といった単語がすらっと出てきたところで、あれ?と思いました。
そして、三宅さんのプロフィールを確認したところ、今年で30歳になると知りました。
ついつい、若いと思っていたカミセンの3人も、もうそんな年齢だったのです。
「え!辻ちゃんってもうハタチ超えてるの!?」と驚く一般人の心境が、今ようやくわかった気がします。