2008年09月17日

 

 
<OP>
 
タクシーに乗っていたら耳元で何かブーンと聴こえた
周りを見ても何もないので気にしないでいた
そうしたら虫が視界に入ってきた
緑っぽいまん丸な虫だった
タランチュラのように毛がいっぱい生えていた
さすがに退治できないと思ったのでタクシーを止めるように頼んだ
しかし運転手は「えー? 何ですかー?」と聞くばかりで止めなかった
すごいスローテンポなお爺さんの運転手だった
こっちは大事件だというのに返事も行動も遅い運転手にイラッときた
虫がいることを説明して止めてもらった
しかしそのとき既に虫を見失っていた
停車するまで目で追っていたが居なくなってしまった
気持ちが悪いので前後の窓を全開にしたまま運転してもらった
虫はこの世で一番というほど大嫌いである
だからタクシーの運転手には事前にチェックしておいてほしい
そのことを運転手に言おうと思った
しかしお爺ちゃんなので言うのもかわいそうだと思った
もしゴキブリがいたなら気絶すると思う
この事件以来タクシーでは車内を気にするようになった
とても不安な気持ちのままタクシーに乗っている
 
<メール>
 
・チームを作ってモーニング娘。のダンスを練習しています
 High Kingの「シンデレラコンプレックス」のフリが難しいです
 アドバイスをお願いします
 
High Kingのダンスを甘くみてはいけない、あれは本当に難しい
サビの手の動きがややこしい
間奏のダンスが激しいので首が痛くなる
シンデレラコンプレックス」は難しいダンスベスト3に入る
 
ダラダラしないで機敏に踊ることが大事である
最初は自分も手足ふにゃふにゃだった
しかし練習を繰り返すうち機敏に動けるようになった
High Kingはみんなのダンスが揃っていてかっこいい
だから揃えて踊ってほしい
 
・体が受け付けないものはありますか
 
いろいろ考えた結果としてワニの肉
 
福岡にいた頃に祖母たちと食事へ行ったら美味しそうな肉が出てきた
何の肉かと質問したら「いいけん食べてみりーよ」と言われた
食べたらすごい美味しかった、ササミみたいだったかな
そのままいっぱい食べていたらワニの肉だと言われた
その瞬間いきなり体が痒くなってきた、ブツブツが出てきた
これが体が受け付けないというものかなと思った
味は確かに美味しかったので気持ちの問題かもしれない
 
・行ってみたいと思っている所はありますか
 
いろいろ考えた結果なにも思い当たらなかった
 
そこで亀井にこの質問をしてみたらメキシコだと言われた
メキシコになんか花があるらしい、力を持った花
亀井の説明がよくわからなかったんですけど
水をあげて次の日にすくい上げるとなんかどうたらこうたらみたいな
亀井のお母さんがそういうことに興味があるらしい
 
自分も国で考えるとベルギーへ行きたい
ベルギーはチョコレートが有名らしい
ベルギーのゴディバにお邪魔するみたいなテレビ番組があった
それを見て行きたいと思った
その番組ではギャル曽根さんがお邪魔していた
すごいチョコレートばかり食べていた、羨ましかった
チョコレートで大きい家も作っていた
甘い物が大好きなので行きたい
 
<My Five Stars
 
最近みなさんに聞いてもらうような出来事がない
五つ星をつけるものがない
いつもは考えれば何か出てくるが今回ばかりは何も出なかった
どうしようかと悩んだ
その結果幼い頃の話をすることに決めました
 
母親がオシャレな人なので子供の自分にも派手な服を着せていた
子供の自分は洋服屋のファッションショーに出たりしていた
本物のモデルの小学生とかもいたが自分は素人だった
店の常連というだけで出してもらっていた
おばちゃんによく「かわいいね 何歳?」と訊かれていたらしい
そこで自分は返事をせずにめっちゃ睨んでいたらしい
ハンパない睨みをしていたらしい
右向きのまま目だけを左に向けて白目寸前なぐらい睨むみたいな
わかりますか、今やってみたんですけど、想像してください
そのたびに母親は話しかけないでくれと思っていたらしい
その話を聞いて小さい頃から自分らしかったのだなと思った
いや、今も睨んだりしてるわけじゃないですよ
 
子供の頃の自分は若い女性が好きだったらしい
若い女性に抱っこしてもらったり甘えたりしていたらしい
小さい頃の自分おもしろいと思った
若い女性が好きだった自分に星五つ
 

 
今回はトークの頭で「いろいろ考えたけど」と前置きする場面が多かったのですが、特にそのことを言う必要もないような気がします。
わざわざそう言ったのは、田中さんの真面目さが理由にあると思うのですが、しかし「ワニの肉」に関して言うと、よっぽど他になかったんだな、と素直に思わされるので、効果的だったと言えます。
そりゃあ、若い女子なら大概ダメでしょうよ、ワニ。
プロフィールの「苦手なもの」の欄に「ワニの肉」って書くことも、あんまりないでしょうし。
 
そんなワニ大嫌いな田中さんは子供の頃、大人たちを睨みつけていたようです。
その様子は、たしかに田中さんらしい感じもしますが、世が世なら子役タレントとして大人気となった可能性も感じられます。
これは人から聞いた話なのですが、真に子供が好きだというマニアの方々によると、明るく元気に振舞う子供よりも、暗くてやる気のないぐらいなほうが可愛いのだそうです。
飾ったり演じたりするのでなく、自然体でいる子供が好きなのだそうです。
だから、もし田中さんが今の時代に子供であったなら、秋葉原おいも屋本舗で大人達を相手にプレゼントを巻き上げていたかもしれない、そう思えるのです。
 
あ、私は行ったことありませんよ、芋屋。
わざわざ書くと逆に怪しい感じでしょうけど、本当です。