2008年05月14日

 

 
<OP>
 
モーニング娘。に加入して5年が経つ
その5年間で一番早い入り時間を最近経験した
午前2時の集合だった
前の日は朝から夕方まで物販の撮影をしていた
現場の近くのホテルに泊まった、ほとんど寝なかった
普段から寝る時間が遅いので急に早く寝られない
寝ないほうが元気かもしれないと思って寝なかった
しかし仕事中に眠くなった
遊びみたいな内容の仕事だった、楽しい仕事だった
しかし終わった途端に疲れがきた、目がトロトロだった
帰りの車では爆睡だった、自分で頑張ったなと思った
仕事は朝9時に終わったが帰宅後すぐに寝た
睡眠は大切だと思った、と言いながら普段は寝ていませんが
みなさんはしっかり寝てください
 
<メール>
 
・私服で黒を着ることはありますか
 着るときに気をつけていることはありますか
 
黒は着る、今日の服も黒
テレビ用の私服っぽい衣装ではなるべく色ものを着るようにしている
しかし私服で黒は多い、ブーツも黒が多い
 
全体のバランスに気をつけている
コンプレックスになっている体の部分を隠したりとか
足が痛くないときはヒールを履くとか
スタイルを気にする
周りからは衣装より私服のほうが派手だと言われる
 
・サッカーの試合でチームワークを乱す人がいて困っています
 どうすればまとまりますか
 
自分だったら注意する
最初はやさしく言う、何度言っても聞かないときは厳しく言う
「何回言ったらわかると?」「何回怒った?」「出来んならやめれば?」
と言う
実際に後輩に言ったことがある
ここまで言うとさすがに直る、「やめれば?」まで言う
本当はそんなこと思ってないけど言わなければ直らないと思うから言う
自分なりの教育法です
 
だから一度ガツンと言ってやればいい
直らないのが悪いのだから甘やかしてはいけない
それでも直らなければ補欠にすればいいと思う
 
・先日の放送でライブ中に癖毛になると話していましたが本当ですか
 
本当ですよ、嘘を言うわけないじゃないですか
テレビのときはストレートアイロンで伸ばしている
前髪の内側がうねる、そこが癖毛です
ライブではその癖毛を見られるかもしれません
汗をかかないと癖毛にならない、だから癖毛になる日とならない日がある
癖毛を見たい方はライブへお越しください
 
・田中さんがよく使う「やっぴー」という言葉の由来は何ですか
 「やっぴー」と「やっぴっぴー」の違いがあったら教えてください
 
一番仲のいい友達がメールの冒頭に「やっぴー」とつけていた
プリクラでも「やっぴー」と書いていた
この言葉を流行らせたいという話になったのでライブで使おうと思った
なので友達のアイデアです
 
「やっぴっぴー」との違いは特にありません
テンションの高いときに「やっぴっぴー」にしたりします
気分次第です
 
<My Five Stars
 
最近忙しい日があった
 
朝からファンクラブ加入者との2ショット撮影があった
ファンクラブツアー以外での2ショットは初めてだったので楽しかった
ファンは絶対に緊張していたと思う
なかなか目を合わさない人もいる
こっちが話す隙間がないぐらい一方的に話す人もいる
キョロキョロしている人もいる
 
その後ライブのリハーサルをした
その後High-Kingの衣装合わせがあった
急にその予定が入ったのでバタバタした
大慌てでライブ本番を迎えた
 
今回のツアーは公演と公演の合間が1時間10分しかない
その短い時間でメイクを直したり食事をしたりテーピングをしたりする
しかしその日は記者会見があった
終わってから次の公演まで15分ぐらいしか残っていなかった
そんな忙しさだったのでステージ上で疲れた顔が出ないか心配だった
最後まで体力が持つのだろうかと不安だった
 
ライブの日はライブに集中したい
なので仕事はライブだけにしていただきたい
 
今回のツアーはライブの合間にコメントをとったりすることが多い
ハードな内容のライブなので体を痛めるメンバーもいる
しかしやり遂げるのがモーニング娘。なのだなと思った
いろんな試練を乗り越えてきているモーニング娘。に星五つ
 
<ED>
 
もうすぐツアーも終わります、そしてアジアツアーが始まります
どんな食事ができるのか楽しみ
日本のみなさんも遊びに来てください
 

 
今回の注目点は、後輩に対して厳しく注意する話にあるでしょう。
同じことを何度も言わせてはいけない、とは仕事をする上での基本的なことでしょうから、それを徹底的に直そうとする田中さんの態度は尊敬に値します。
もちろん、田中さんの厳しい言い方は幾つかある教育法の一つであり、やさしく接する教え方が有効な場合もあるでしょうし、どれが最適だということもないでしょう。
しかし、本人のため、組織のためを思い、嫌われるリスクを負ってまで厳しくしようとするその確固たる信念、そこに田中さんの真面目な性格が覗え、大人の私も見習わなければならないと痛感するのです。
 
そんな田中さんも多忙な日があったようで、お疲れだった様子です。
そんな状況だったにも関わらず、ファンとの撮影が楽しかったと言ってくれたことは、そのファンのみなさんにとってはこの上なく嬉しいものでしょう。
私は田中さんを遠目に見ることしか経験していないので、会話のできる機会というものに憧れてしまいます。
もし、そんなチャンスがあるなら、厳しい言葉で叱っていただきたいものです。
そうです、最初に後輩への厳しさを褒めたのも、私にそういう気質があるからです。
年下の女性に叱られたい駄目な大人なのです。