2008年03月01日
新垣:「あ、あ、わたしこれだけ ねえ、これ知ってる?」
亀井:「なんですか?」
新垣:「なんかさ、肘とかをテーブルにピーンって当てちゃってね
当てちゃったとき、なんて言う?」
亀井:「なんて言う?」
新垣:「うん」
亀井:「おおぅ」
新垣:「違う(笑) そういう意味じゃなくて」
亀井:「え? なにが何が?(笑)」
新垣:「じゃ、あれは?
ファニーボーンって知ってる?」
亀井:「知りません」
新垣:「なんかね、この肘をガーンって当てちゃったときに
わたしたちはガビーン、なんかガビーンってきた
とか言うじゃん」
亀井:「あー なんかジーンってなるとか」
新垣:「なんか今どきの子は、妹が知ってたんだけど
これをファニーボーンって言うんだって」
亀井:「ちょっと待って(笑) え?」
新垣:「なんか、こないだレストランに行ったときに、妹がね
肘をガーンってぶつけて、うわーファニーボーン
とか言ってて(笑)」
亀井:「え、待って待って それは痛いって意味ですか?
どういう意味ですか?」
新垣:「なんか、ファニー、ファニーってなんか、こう
面白いって意味じゃないですか おかしい、みたいな
だから、おかしい、肘がなんかガビーンっておかしくなっちゃう
なんかおかしくビヨーンってなってるから、ファニーボーンって
言うんだって」
亀井:「(笑)」
新垣:「で、それ初めて聞いて、バカにされたんだよ
知らなかったことを」
亀井:「うそー?
絶対、今のモーニング娘。知らないよね」
新垣:「愛ちゃんとかは」
亀井:「あ、知らないよね」
新垣:「なんや、ファニーボーンて?」
亀井:「(笑)」
新垣:「言うよね、絶対ね」
亀井:「言うよ、言うよ言うよ」
新垣:「なんやファニーボーンて ガビーンって言いや
みたいに言うよね」
亀井:「言う そう、言う言う言う」
新垣:「ガビーンがわかりやすいじゃん」
亀井:「ガビーンとも言いませんけどね」
新垣:「え、うそ?」
亀井:「ガビーンって言いませんよね?」
新垣:「でも、どっちかと言えば、肘が当たってガビーンのほうがわかりやすい
誰でもがわかるじゃない」
亀井:「あー あー(笑)」
新垣:「・・・昭和? ウソ、昭和だよって外から言われましたよ(笑)」
亀井:「昭和ですよ」
新垣:「昭和じゃないよ」
亀井:「これ絶対言いませんよ」
新垣:「昭和かな、やっぱり
ファニーボーンなんだって、今どきは
だから、これからはね、これからは、こう当たっちゃったら
おーファニーボーン!」
亀井:「おーファニーボーン(笑)」
新垣:「おーファニーボーン! って言って」
亀井:「えー? わかりました」
新垣:「ね、これ使おうよ」
さて、今回の放送を聴いた方のほとんどが、このファニーボーンの話に疑問を抱くなり、違和感を覚えるなりしたことと思います。
そして、この部分を何度か聴き返してみると、非常に複雑なポイントがいくつかあったことに気づきましたので、それを細かに掘り下げていきたいと思います。
新垣:「なんかさ、肘とかをテーブルにピーンって当てちゃってね
当てちゃったとき、なんて言う?」
亀井:「なんて言う?」
新垣:「うん」
亀井:「おおぅ」
新垣:「違う(笑) そういう意味じゃなくて」
亀井:「え? なにが何が?(笑)」
新垣:「じゃ、あれは?
ファニーボーンって知ってる?」
亀井:「知りません」
ファニーボーンという言葉を導きたかったようですが、ファニーボーンは肘の部分の名称なので、この新垣さんの質問は不正確だと言わざるを得ません。
勘の鋭い人であれば、「ひょっとしたらファニーボーンのことを言いたいのかな」と察することもできるかもしれませんが、それは相当に難易度が高いはずです。
また、結果論として、最初から「ファニーボーンって知ってる?」と訊いておけば済んだ話なのですが、後になるとこの質問が重要な意味を持っていたことに気づきます。
新垣:「なんかね、この肘をガーンって当てちゃったときに
わたしたちはガビーン、なんかガビーンってきた
とか言うじゃん」
亀井:「あー なんかジーンってなるとか」
新垣:「なんか今どきの子は、妹が知ってたんだけど
これをファニーボーンって言うんだって」
亀井:「ちょっと待って(笑) え?」
新垣:「なんか、こないだレストランに行ったときに、妹がね
肘をガーンってぶつけて、うわーファニーボーン
とか言ってて(笑)」
どうやら、肘をぶつけたときに「ファニーボーン!」と言う、と認識していたようです。
だから冒頭の質問形式が生まれたのだと、この時点でわかります。
亀井:「え、待って待って それは痛いって意味ですか?
どういう意味ですか?」
新垣:「なんか、ファニー、ファニーってなんか、こう
面白いって意味じゃないですか おかしい、みたいな
だから、おかしい、肘がなんかガビーンっておかしくなっちゃう
なんかおかしくビヨーンってなってるから、ファニーボーンって
言うんだって」
亀井:「(笑)」
新垣:「で、それ初めて聞いて、バカにされたんだよ
知らなかったことを」
この説明を聞いていると、やはりファニーボーンという言葉を曖昧に捉えているような感じがします。
妹さんから聞いたということですから、その伝達がうまくいかなかった、あるいは妹さんの間違った認識がそのまま伝わった、ということになるでしょうか。
以前、妹さんが「誕生日プレゼントにラクダが欲しいと言っていた」という話を聞いたときには、道重さんのお姉さんに近い匂いを感じたものですから、きっとそういうことなのだと思います。
そして、聞いた情報を調べ直すことなくそのまま流用する新垣さんには、人を信じるという強い精神があるのだろうと思わされます。
亀井:「うそー?
絶対、今のモーニング娘。知らないよね」
新垣:「愛ちゃんとかは」
亀井:「あ、知らないよね」
新垣:「なんや、ファニーボーンて?」
亀井:「(笑)」
新垣:「言うよね、絶対ね」
亀井:「言うよ、言うよ言うよ」
新垣:「なんやファニーボーンて ガビーンって言いや
みたいに言うよね」
亀井:「言う そう、言う言う言う」
新垣:「ガビーンがわかりやすいじゃん」
亀井:「ガビーンとも言いませんけどね」
新垣:「え、うそ?」
ガビーンとも言わない。
ツッコミというより、常識的な判断による注意という感じがしますが、それに驚く新垣さんには、聴いているこちらも驚かされます。
新垣亀井の2人でGAKI・KAME。
モーニングといえば娘。。
無死一塁で投手の打順なら送りバント。
これらと同じぐらいのレベルで、「肘をぶつけたらガビーン」を使っていたと考えられそうです。
むしろ共感できないほうがおかしい、ぐらいの勢いまでもが感じられ、だんだんと不安になってくるから不思議です。
亀井:「ガビーンって言いませんよね?」
新垣:「でも、どっちかと言えば、肘が当たってガビーンのほうがわかりやすい
誰でもがわかるじゃない」
亀井:「あー あー(笑)」
これまで完璧とも言える対応をしていた亀井さんでしたが、割とあっさり屈してしまいました。
リスナーの側に立っていたと思いきや、急転して新垣さんに同調です。
しかし、これは我々が裏切られたということではなく、亀井さんの性格から判断すると、これ以上深く追求することを面倒に感じたのだと思います。
新垣:「・・・昭和? ウソ、昭和だよって外から言われましたよ(笑)」
亀井:「昭和ですよ」
新垣:「昭和じゃないよ」
亀井:「これ絶対言いませんよ」
新垣:「昭和かな、やっぱり
ファニーボーンなんだって、今どきは
だから、これからはね、これからは、こう当たっちゃったら
おーファニーボーン!」
最初は「昭和じゃない」と言っていた新垣さんも、ファニーボーンが最近の言葉だという認識から、納得したようです。
しかし、昭和の時代であっても、やはりガビーンで肘を連想することは難しいのではないかと思います。
昭和に放送されていた番組「連想ゲーム」で、ガビーンというキーワードを出されたとして、大和田獏や壇ふみが「肘をぶつけたときに出る言葉」と答えられましょうか。
亀井:「おーファニーボーン(笑)」
新垣:「おーファニーボーン! って言って」
亀井:「えー? わかりました」
新垣:「ね、これ使おうよ」
どうやら2人で使うことに決めたようです。
大丈夫でしょうか。
きっと、光井さんが2人を正しい道へ導いてくれると信じることにします。