2008年02月12日

 

出席:清水(日直)、熊井、菅谷
 

清水:「短く感じる曜日とか、長く感じる曜日とかある?」
菅谷:「わたし水曜日の時間割が、あのね
    自分のね、好きなギカギカ・・・」
清水:「ギカギカ(笑)」
熊井:「なに? ぎかって」
清水:「技術家庭ってことでしょ?」
熊井:「あー(笑)」

私が学生の頃も「ダイキ」、「キソカイ」、「カクトウ」などと略語を使っていましたが、「ギカ」は初めて知りました。

そして、2文字という所に新世代を感じます。

数学さえも「スガ」と呼ぶのでしょうか。


熊井:「去年、去年かな
    メンバーにクッキー作ってるときに、友達のも作ったのね
    友チョコ用で」
清水:「うん」
熊井:「で、作ったんだけどクッキーが大きすぎて、袋に入んないわけ
    それだと、クッキーが1枚とか2枚ぐらいしか(笑)」
菅谷:「(笑)」
熊井:「少ないじゃん クッキー1枚2枚じゃ
    だから、あれ、大きさを考えて作らないとな、と思いましたね」
清水:「そうですね」
菅谷:「そうだね」
清水:「あるあるですね、これ」
菅谷:「これはあるね」
熊井:「絶対あるよ、これ」

どうもピンと来ない話です。

それは、私自身がクッキーを作らない、そして袋に入れない側の人間であるからに他ならないのですが、それにしてもこの話は不思議です。

クッキーが1枚2枚しか入らない、ならば、大きな袋を用意すればいいだけの話に思えるのですが、それは考慮されていない様子です。

その理由を考えてみると、おそらく、バレンタインデーの当日、それも出掛けるギリギリまでの時間にクッキーを作りたいという思いがあり、出来上がった段階で袋の大きさを選んでいる時間が残されていない、また、仮に袋の変更を余儀なくされても、見栄えのよいラッピングが不可能である、といった状況となるのでしょう。

クッキーだけでなく、その包装にまで気を配るところが、女子中高生というものなのでしょう。


大いに学ばせていただきました。


清水:「では、続いて梨沙子が考えた」
菅谷:「これはあるよ たぶん」
清水:「バレンタインあるある、いってみましょう どうぞ」
菅谷:「いくよ
    バレンタインに近づくと男の子たちは髪の毛をセットしてくる」
熊井:「・・・へー」
清水:「あー」
菅谷:「ていうかさ、なんか格好つけてこない?」
清水:「中学生はそんな感じ」
熊井:「知らないんだけど(笑)」
清水:「(笑)」
菅谷:「小学校もね、あったの、それ」
熊井:「変に気合い入れてるとか」
菅谷:「そうそうそうそう、変に、そうそうそう
    なに着合い入れてんの? ってわたし思っちゃった」
清水:「べつにあげないよ、みたいな」
菅谷:「そうそうそう あげない」
熊井:「(笑)」
清水:「(笑)」
菅谷:「あげませんよ、って」

 

菅谷:「バレンタインデーにふざけて俺もちょうだいって言ってくる人がいる」
清水:「あー」
熊井:「ふーん」
清水:「これも中学生だね」
菅谷:「そうです(笑)」
熊井:「そうですね」
清水:「中学生な感じだね」
菅谷:「そうだね でも、結果的にはあげない」
清水:「いたよ、こういう、こういう人
    なんか、義理でもいいからちょうだい、とか言い寄ってさ」
菅谷:「そうそう あげない、絶対」

逆説的に考えると、寝癖のあるようなボサボサの髪型をして、チョコいらないと言っていれば、チョコを貰えるということになるでしょうか。

答は、そう、NOです。

むしろ、貰える可能性のあった人までもが、NOチョコレートになるでしょう。


清水:「友チョコなのにホワイトデーの日に返すねって言う子がいる」
熊井:「いる」
菅谷:「いる! いるいるいるいるいるいる!」
熊井:「いる で、ね、返ってこないの そのまんま」
菅谷:「たしかに」
清水:「そうそうそうそうそうそう
    そのままスルーされる感じだよね」
菅谷:「うん」
熊井:「せっかく作ったのに、ホワイトデーに返すねって、そのまま忘れて
    時が去っていく、みたいな」
菅谷:「返ってこないよね」

せっかく上げたのだから、お返しもしてほしいという、至極当然な願いがあるようです。

そして、この話を聞くと、コンサートでただぼんやりと眺めていることの多い自分に罪悪感が芽生えてきます。

次の機会では、しっかりと、いや、必要以上にブンブン手を振り返したいと思います。