2008年02月05日

 

出席:須藤、熊井
 

須藤:「こんばんうっひー
    今日の日直は須藤茉麻と」
熊井:「こんばんうっひー
    熊井友理奈です」
須藤:「Berryz工房7人のメンバーから2人が選ばれて放送するタッグ放送
    ラストは須藤茉麻熊井友理奈がお送りします」
熊井:「はい」
須藤:「ベターッてした、この声が須藤茉麻です」
熊井:「そして、ボワーンとしたこの声が熊井友理奈です」

どうやら本人たちは、ベターッやボワーンとした声だと自覚しているようです。

アイドルとしては、あまり相応しくないような表現であり、コンプレックスを逆に楽しんでいるようでもあります。

見た目だけではなく精神的にも大人になった、そう思わずにはいられないオープニングです。


須藤:「本当は、前回わたしたちが放送する予定だったのですが」
熊井:「はい」
須藤:「収録の直前に熊井ちゃんが風邪をひいてしまいまして」
熊井:「はい すいませんでした ご心配をおかけしました
    でも、あの今は、あの、最近ハマってるプリンを、もう
    毎日のように連続で食べてるぐらい元気になったんで
    大丈夫です」
須藤:「プリンね」
熊井:「はい、元気になりました」

プリンを毎日食べられるぐらいに回復した。

逆に考えると、プリンすら口にできないほど衰弱していた、そういうことでしょうか。

そうだとしたら、あまりにも心が痛む話です。

風邪の予防のためにも、昨年に安倍さんが語っていた鼻うがいの情報を、どうにかして伝えたいものです。


須藤:「はい、今の熊井ちゃんのポイントは15ポイントでした」
熊井:「はーい やった」
須藤:「はい、では最後、茉麻のネタを発表したいと思います
    これは絶対あるよ
    犬はみんなかわいい」
熊井:「おお(笑) ストレート」
須藤:「これはね」
熊井:「かわいいね」
須藤:「かわいいよ かわいいどころじゃないよ
    もうヤバいからねホントに」

大多数の人間が、犬を見て「かわいい」と思う。

だからこそ、「犬はかわいい」と表現できるのであり、たとえば「ヘビがかわいい」と言う場合においては、「私はヘビをかわいいと思う」や「私にとってヘビはかわいい動物です」と、少数派である個人の感想だということを強調するのが一般的でありましょう。


あるあるネタの「多くの人から共感を得なければならない」という本質に迫った、見事な内容です。

そして、そんなの当たり前じゃないか、といったコロンブスの卵的な批判を恐れずに発表した須藤さんの勇気もまた、見事です。

過去最高の得点に関しても、何ら文句の出る余地はありません。


熊井:「小さい頃に、お婆ちゃんちでいっぱい雪が降ったの」
須藤:「うん」
熊井:「で、あの、お婆ちゃんちの家の前に雪だるまを2つ作って
    置いといたわけ」
須藤:「おお」
熊井:「そのまま置いといて
    うち小っちゃかったから、やったやった嬉しいな、って思って
    ハシャいでたの」
須藤:「うん」
熊井:「そしたら次の日、朝みたら高校生に蹴られてて」
須藤:「かわいそう(笑)」
熊井:「ボロボロ(笑)」
須藤:「(笑) 高校生に蹴られた?」
熊井:「学生さんがそこ通るの 通学路で」
須藤:「熊井ちゃん、なんか今、涙出てきてない?(笑)」
熊井:「茉麻も だって面白いんだもん(笑)」
須藤:「ヤバいよ、ホントに」
熊井:「で、ボロボロになって、夢が奪われたっていう感じ?」
須藤:「何の夢があったの? その雪だるまに」
熊井:「だって小さいからさ、雪だるま作ったら嬉しいじゃん」
須藤:「あー、そうだね」

これもまた心の痛むエピソードです。

しかし、ネガティブさをも含むリアリズムが内在する現在の熊井さんであれば、同じような経験は繰り返さないことでしょう。

蹴られても雪だるまが崩れないように表面を完全に凍らせたり、蹴った足が骨折するほどの強度がある鉄板を内部に仕込んでおいたり、鉄製のまきびしを内部に仕込んでおいたりするはずです。

いや、そんな酷いことはしませんね。

せいぜい、陰から犯行現場を撮影して、それをYouTubeにアップロードするぐらいのものでしょうね。

そんな陰湿なこともしないでしょうかね。