2007年09月15日

 

新垣:「ジャーン」
亀井:「何それ なにそれ(笑)」
新垣:「空気読んで」
亀井:「えー? なにそれ? ビックリした」
新垣:「空気読んで あ、空気読めませんっていうTシャツ」
亀井:「なんですか? なにそれ 小道具あり?」
新垣:「あの、これ、亀にだから、これ
    今日着て」
亀井:「え? なにこれ、誰からですか? ガキさん?」
新垣:「わたしから、わたしから」
亀井:「えー? やだ、これ」
新垣:「今日これ着てやって」
亀井:「やだこれ 着たくない
    だって、空気読めません、って書いてあるもん」
新垣:「ね、これいいね、このTシャツ これ亀にピッタリ」
亀井:「ホント?」
新垣:「うん」
亀井:「ホント? え、似合います?」
新垣:「うん 何よりも似合うと思うよ」
亀井:「あ、あ、ちょっと着ていいですか?」
新垣:「いいよ」

散々嫌がっていたTシャツに対し、「亀にピッタリ」の一言だけで乗り気になっています。

心の変化が急すぎます。

砂塵を撒き散らしながらのドリフトのようです。

もう少し穏やかにお願いします。


新垣:「ね、これさ、あれにすれば?
    あの、ツアーTシャツ、亀、オレンジじゃん ね?
    亀井色がオレンジでしょ?」
亀井:「そうです」
新垣:「亀のは全部この空気が読めませんTシャツにすればいいじゃん」
亀井:「えー? みんな買ってくれないかもしれないじゃん」

たぶんですけど、みんな買うでしょうね。

また、四字熟語がビッシリ書かれたTシャツでもいけそうな気がします。


新垣:「わたしはね、あの、小っちゃいころ まだもう全然小っちゃくて
    みんなの、こう、足ぐらいの目線のときね 大人の人の」
亀井:「はい」
新垣:「で、その膝ぐらいの身長のときに、あの、パパと思ってね
    パッて手つないでね、ハッて見上げたらね、パパじゃなくて
    うわー、ちがう、ってこうね、ち、違う・・・、みたいな
    そういう、ね、ことがあった
    でも、その男の人も、えー!? みたいな
    すっごい不思議そうにわたしを見て、なんかジーンズ履いて、とか
    ちょっと上の色が似てて、とかだと、すっごい間違えやすいんだよね」
亀井:「そうかも 目線がね」
新垣:「こう、小っちゃい子って目線がもう、そのさ、パパの膝ぐらいじゃない
    だからね、あんときはビックリしたね」

新垣さんにとって、よほど強い印象を受けた出来事だったのでしょう。

コンサート会場でお客さん一人ひとりの顔をしっかり見るというのも、この経験があったからこそなのかもしれません。