2007年07月28日

 

ゲスト:田中れいな
 

新垣:「そしてそして」
亀井:「はい」
新垣:「今夜はですね、もうね、新曲のね
    『女に 幸あれ』リリース記念ということで
    もう、隣で笑ってます」
亀井:「ちょっと泣いてます」
新垣:「泣いてます
    さあ、田中っちでーす」
田中:「イェーイ」
亀井:「イェーイ」
新垣:「ずっと、もうずっと笑ってんの 泣いてるよ?
    なんで泣いてんの? そんなに亀が嫌かあ
    嫌だってよ 亀」
田中:「コントですか これは」
亀井:「なんでそんなにれいな泣いてるの?」
田中:「違う 2人が一緒に(笑)」
新垣:「亀バカでしょ? ホントに」
田中:「なんか一段とムカつくよね 今日」
新垣:「ほら 言われてるよ」
亀井:「うわー 言われた、れいなに」

初めて来たゲストが、登場の段階で「ムカつく」。

なんという番組でしょうか。


新垣:「ね、亀 これはGAKI・KAME わたしたちのラジオ
    なんで落書きしてんの?
    学校じゃないんだからね わかった?」
田中:「え、なんか幼稚園みたい ここ」
新垣:「ね、ホントでしょ?」

このタイミングで言わせていただきましょう。

田中さん、GAKI・KAMEへようこそ、と。


新垣:「どうだった? GAKI・KAMEに、こう、ね、初めて来てくれて」
田中:「すごい、短い」
新垣:「そうなのよ あっという間なのよ」
田中:「でも、一つ思ったのが、ガキさんは偉い すごい」
新垣:「やったー 褒められちゃった」
亀井:「なんで最後にそういうこと言うの?」
田中:「こんな、こんな・・・」
亀井:「こんな?」
田中:「亀井絵里さんを、こう、うまくフォローして、まとめて
    もう、いっつも凄い」
新垣:「思うでしょ?」
田中:「思う」
新垣:「そうやって ホントわたし、こうやって言ってくれる人がいるから
    頑張れる」
亀井:「けっこうガキさんも苦労するんだよ」
田中:「(笑)」
新垣:「ねえねえ そう思ってるんだったらさ、ちゃんともっとさ、しようよ」
亀井:「あー、ごめんなさい、ごめんなさい」
新垣:「最後こうやって謝って終わるんだよ」

田中さんのねぎらいの言葉で新垣さんの苦労も報われた、と思いきや、亀井さんからの横槍が入りました。

いつものパターンです。


しかし、この「ガキさんも苦労する」には、亀井さんの本音が含まれているかもしれない、そんな気もします。

そう思わせる箇所を、今回の放送から取り上げてみたいと思います。


新垣:「なんか亀って、いっつもそういう感じ BE ポジティブ! でね
    こう、ポジティブに、こう、みなさんをしてあげるために
    なんかアドバイスを言うのにね、絶対、共感とかね
    なんか絶対、自分のほうが良くなかったりとか、そういうの」
田中:「へー ダメやん」
新垣:「ダメやん」
亀井:「ちょっと待ってください(笑)
    みんなして絵里をいじめるー」
新垣:「助けてーみたいな顔しないで(笑)」

このコーナーの目的が「相談者を前向きにさせる」であるなら、共感を示すことや、もっと酷い状況があると伝えることも、立派な方法ではないでしょうか。

有効な解決策のアドバイスは最良の方法かもしれませんが、亀井さんのやり方が悪いということもないはずです。


亀井さんはそんな理不尽さを感じつつも、新垣さんは注意する役割、、自分は注意される役割、という位置づけを徹底させるべく、気丈にも明るく振る舞っているのかもしれません。

だとすれば、新垣さんとは違ったタイプの優しさを持つ人なのでしょう。


新垣:「アンケートに書いてあったんですけど、こうやって寒いこと言って
    みんなが『うわー』とか言うのが、『ふっ、勝った』と思うんですって」
田中:「うわ」
新垣:「ホント最悪でしょ?」
田中:「石川さんみたい(笑)」
亀井:「なんかね、勝ち誇った感じするの」
新垣:「ね、勝ち誇ったようなんだよね」
亀井:「うん、そう」

やっぱあんまり考える人じゃないんかな。