2007年06月09日

 

・6月9日はロックの日
 
新垣:「あんまり考えたこと、なくない? あんまり ある?
    あ、これロックだなあ、とか、なんか曲を聴いてとかさ
    モーニング娘。の今回のシングル、ロックな感じだね
    とかはあるけど」
亀井:「あ、ああ、あるね」
新垣:「でも普段でさ、この紅茶ロックだよね、とか
    なんかよくわかんなくない?」
亀井:「紅茶ロックだよね、って何ですか?」
新垣:「わかんないけど(笑)」
亀井:「え、そろそろその適当キャラやめてもらってもいいですか」
新垣:「違う違うちがう、適当キャラとかじゃないけど
    そういうのなくない?」
亀井:「ない」
新垣:「普段の生活で」
亀井:「ない」
新垣:「逆に教えてほしい どんなときがロックと感じるのか
    あの、普段の生活でね」

たしかに、内田裕也でもない限りは、普段の生活でロックを感じないものでしょう。

その点をズバッと言い放つ新垣さんの手腕は見事ですが、しかし、紅茶ロックは如何なものか。

そして、そこを見逃さなかった亀井さんは、意外と言っては失礼でしょうが、今までにない鋭さを発揮しています。


状況に応じて柔軟な関係性をみせるこの2人、番組開始から1クールすら経っていないながらも、末恐ろしい存在です。


新垣:「これわかるなあ うん 人見知りだもん」
亀井:「人見知りですか?」
新垣:「わたし人見知りだと思わない?」
亀井:「まあ、そう、人見知りなんだけど
    なんか、ちょっと、なに、ちょっと言うと
    こう、なんか、あまり甘えれない、みたいな」
新垣:「そうね そうなのよ」
亀井:「なんか、そう、けっこう年上の方とかいるじゃないですか
    あまり甘えてるところを見ないなあ」
新垣:「わたしね、亀が羨ましく思う
    こういうことは、あまり言いたくないけど」
亀井:「いいんですか? 言っちゃって」
新垣:「うん、言っちゃう
    でも、亀は、あの、羨ましいときある ホント
    18歳でね、こんな同い年なのに、なんでこう亀はね、こう
    上の人にとかでも、メンバーでもね
    誰でも、先輩でも、甘えられるじゃない
    あんまり甘えないじゃない?」
亀井:「甘えないですね ガキさん見ないですね」
新垣:「でしょ? だからね」
亀井:「ま、いいんですよ 亀に甘えれば」

新垣さんは、普段から決して甘える素振りを見せないようです。

それは、グループ内での自分の立場を考えての行動なのかもしれません。


新垣:「わたし、犬をね、飼いたいんだけど、飼ったことがなくて
    経験がないから、なんか、どんな感じかね、わかんないんだけど
    どう? 亀は ワンちゃん飼ってるもんね」
亀井:「ワンちゃんは飼ってますよ アルくん
    アルくん飼ってて、いるけど、わたしの場合は
    あんまり絵里に、こう、懐いてないんですよ 正直なところ」
新垣:「お なんでよ」
亀井:「それはちょっと理解しがたいんですけど
    でも、ホントに懐いてないんです あんまり
    だから、クンクン匂い嗅いで終わる、っていう
    気持ちが凄いわかるんですね
    だからわたしは、餌で釣ります」
新垣:「あー それズルいじゃん」
亀井:「こうやって、上のほうにやって、ほらほらほらほら、って
    ジャンプすれば取れるよ、みたいな」
新垣:「えー? なんか、お散歩してあげたりとかさ」
亀井:「お散歩はね、してあげるんだけどね、わたしより偉いと思ってるからね
    先に行って、リード? 紐? が、もう、重いんですよ
    だから、ちょっとこれは」
新垣:「本当? 確実に亀のことバカにしてるね(笑)」
亀井:「もう、バカにしてます あの目はヤバい」

家畜には主従関係を覚えさせる必要があるらしいですが、亀井さんはそれに失敗しているようです。

先の甘えてばかりという話と併せて考えると、亀井さんは他者に対して厳しい態度をとることを苦手としているのかもしれません。

しかし、それが亀井さんらしさであるなら、そのままで良いとも考えられましょう。

犬に引っ張りまわされる亀井さんを想像すると、心も和むというものです。


新垣:「なんかね、頑固に貫くって感じではないけど、コンサートのときとかさ
    お客さんたちが、こう、1階、2階、3階、4階、5階、とかまであるとき
    あるじゃない」
亀井:「はいはいはい」
新垣:「で、もう、ホントに、そのとき、こう、全部が終わって」
亀井:「はい」
新垣:「アンコールも終わって」
亀井:「はい」
新垣:「またねーって言うときに」
亀井:「はい」
新垣:「絶対見ようと思うの こう、みなさんを」
亀井:「はいはいはいはい あー」
新垣:「で、こう、なんか1人だけ遅れて捌けちゃったりとか」
亀井:「うんうんうんうんうん」
新垣:「そういうことあるけど、毎回思うね なんか」

ファンを大切にしようという新垣さんの心構えが感じられる話です。

こういった積み重ねが、今の地位を築いているのでしょう。


そして、亀井さんの相づちが、昭和ノイルコイルのようです。