2007年04月05日
「あ、でも、この、しゃぶしゃぶ食べに行ったのは、藤本さんには内緒なんで
秘密だよ」
これは、藤本さんに知らせろ、という前フリでしょう。
きっと、熱湯を前にした芸人の「押すなよ!」と同じであるはずです。
若狭:「春ね、恋の季節ですけど
3人の男性の好きなタイプって、訊いていいですか?」
道重:「王子様に憧れるんです」
若狭:「はい?」
道重:「わたし、王子様に憧れるんです」
若狭:「訊く前から答えましたね」
道重:「(笑) もう、言いたくて仕方なかったんです」
若狭:「王子様? さゆみちゃんは、王子様」
道重:「白馬に乗った王子様が、いつか迎えに来てくれるといいなあ
って思ってます」
白馬の王子様というフレーズをたまに聞きますが、もし、仮にですよ、私が白馬に乗って道重さんの自宅へ行って、チャイムを鳴らし、出てきた道重さんに
すいません、王子ですけど、迎えに来ました
って言ったとしたら、どうなるのでしょうか。
もし、道重さんに、白馬に乗った王子が、いつ、如何なる場合にも現れるかもしれない、という気構えがあれば、きっと、それなりに対応してくれるはずです。
しかし、その心の準備が出来ていなかったとしたら、まず間違いなく、驚かれます。
たぶん、うわっ、って言われます。
それだけならまだしも、最悪の場合、警察に通報されます。
そうなったら、王子の格好のまま、留置所で一晩過ごすことになるかもしれません。
ですから、道重さんに限らず、白馬の王子様を待っているという女性の方々には、それ相応の覚悟を持っていただきたい、と強く主張いたします。
若狭:「じゃあ、王子様系が、さゆみちゃん好きで
亀井ちゃんは、どんな感じが?」
亀井:「えーっと、えっと、なんか、うわー面倒くせーなこいつ
って思わない人がいいです」
若狭:「また、これ、大人な意見ですね
ということは、今まで、面倒くせーなこいつ、って
思った人がいるわけですか」
亀井:「なんか、もう、あの、あの、さゆなんですけど、あのね」
若狭:「さゆみちゃん? さゆみちゃんが面倒くさいの?」
亀井:「いや、違うんですよ」
道重:「逆ですよ、どうみても逆ですよ」
亀井:「あの、いいですか? あの、告白します、ここで
あの、さゆが急に、何にもないときに、いきなり
『さゆみね、ここまでね、面倒くさいと思った人はいないの、絵里』
って言ったんですよ で、しかも、それが普通に
何も会話してない瞬間に言い出して
だから、あの、ビックリしました」
道重:「いや、相当めんどくさいんですよ」
亀井さんが驚くほどにシビアな発言だったようですが、それでも仲が良いということは、お互いの悪い部分をも受け入れられる関係にあるのでしょう。
道重:「人の話は聞かない、忘れ物はするわ
さゆみの物を借りて勝手に貰っていくわ
もう、すべて、まだ、話してもキリがない」
若狭:「あら」
道重:「全てですよ、ホントに」
亀井:「そうなんですよ」
亀井さんにも、自分が面倒だと思われている自覚があるようです。
しかし、話の内容からすると、面倒なままのようです。
そこから察するに、道重さんの心が広いのか、または、亀井さんが甘えたがりの性分なのか。
あるいは、その両方、というところでしょうか。
今後も注意深く観察していきたいものです。