2007年03月22日

「卒業するってことは、始まるわけじゃないですか、次が　
なんで、なんか、そういう期待もこれからだと思うので、はい
頑張ってほしいなと思います」

卒業に関する考え方が非常に健康的で、道重さんらしく思います。

卒業していったい何わかるというのか、夜の校舎窓ガラス壊してまわった、先生あなたはか弱き大人の代弁者なのか、と歌っていた尾崎世代とは真逆の思考で、羨ましいです。

＜C-1バトル＞
　
「なんか、さゆ、さゆ、って、今、勝ってるから、なんか
次、ワンちゃんにいきそうで怖いんですけど　流れ的にね」

状況を補足すると、2戦連続で勝っている道重さんが迎えた3戦目に、挑戦者として犬が登場しまして、そこで不安になった場面です。

ここで道重さんが『流れ』という言葉を使いましたが、おそらくこれは、統計的な考え方に基づくものでしょう。

たとえば、サイコロの目が5連続で偶数だったとすると、次に奇数が出る確率は1/2よりも大きくなるはず、とするのが統計的な考えです。

物事を冷静に、連続的なものとして捉え、どこへ収束するかを見極める力を、道重さんは有しているということになるのでしょう。

デジタル思考という面では藤本さんと同じですが、タイプは少し異なり、長期的なギャンブルで強さを発揮できるかもしれません。

そうは言っても、ギャンブルとかやらないでしょうけど。