2007年03月01日

 

「今日はですね、ちょっと声の調子が悪くてですね
みなさんには申し訳ないんですけど
ちょっと、いつもみたいにキャピキャピできないんですけど
今日は、しっとりさゆみんでいきたいと思います」

通常に比べてテンションも低かったように感じました。

普段と違う雰囲気というものは、ドキッとさせられるものです。

歌丸を褒める楽太郎の原理と同じでしょう。


「さゆみ、基本辛いのが好きなんで、あの、目玉焼き以外でも
ほんとに辛いのが好きなんで
よく、辛いお菓子とかあるじゃないですか、いっぱい唐辛子が使ってある
それにまた唐辛子をかけながら食べるのが好きなんですよ
もうそれぐらい辛いの大好きですね
はい、もう、調味料は唐辛子があれば生きていけます」

ごく一般的な若人と同じようなエピソードのようで、安心しました。

一方的な報道による若人のイメージかもしれませんが。


「この前は、カレーじゃないんですけど、麻婆豆腐丼を食べたんですよ
そのときに、辛さが100とかまで選べますよ、って言われたんですよ
店の人に
すごい嬉しくて、で、どれにしたと思いますか?
3(笑)
ほんと小心者なんです(笑)」

こういう場合の多くは、『1』という数値を標準的な辛さにしているのでしょうが、たとえば、この店が『50』を標準としていたら、『3』を選んだ道重さんはどうなっていたでしょうか。

そこそこの辛さを期待しながら、まったく辛くない麻婆豆腐丼を出されて、どうするのでしょうか。
 
おそらく、唐辛子をかけて完食するのでしょう。
 
つまり、未知数の辛さのものを頼むよりは、自分で辛さを調節しやすい『3』という小さな数字を、道重さんはチョイスしたのではないでしょうか。

小心者と言いながら、実は計算深い人かもしれません。