今回の改変を歴史から考察

 
さて、今回の改変について、方々から失意の声が聞かれます。
それは、モーニング娘。がパーソナリティのラジオ番組が複数失われたことと、ハロモニというテレビ番組と終了の時期が重なったことが原因ではないかな、と思っています。
そして、ラジオに関してだけを言うと今の状況というのは、かつて「みんなHAPPY!」「プッチモニダイバー」「OH-SO-RO!」「エアモニ。」が終了となった2002〜2003年に近いような気がします。
そこで、「OH-SO-RO!」が終了して迎えた2003年10月から現在まで、その5年間の番組数の推移を簡単に振り返ってみたいと思います。
 

<2003年10月>
 
(放送されていた番組)
 
MBSヤングタウン土曜日」
あなたがいるから、矢口真里
柴田あゆみの気分はメロンメロン」
「COLORFUL PLEASURE」
メロン記念日の「めろんぱ」」
藤本美貴ドキみきNight」
「いきなりイナバ よろしくヨッスィー」
「なんまらサイコーだべ。」
 
合計:8番組
新番組(以下「新」):0
過去半年で終了した番組(以下「終」):1(「OH-SO-RO!」)
 
<2004年04月>
 
合計:7番組
新:3(「気まクラ」「ちゃんチャミ」「起立!礼!着席!」)
終:4(「メロンメロン」「めろんぱ」「イナヨシ」「なんまら」)
 
<2004年10月>
 
合計:11番組
新:4(「BLEND KISS」「ハロプロやねん!」「MUSIC LATTE」ほか)
終:0
 
<2005年04月>
 
合計:12番組
新:4(「松浦ANN」「モーレツモーダッシュ」「地中海 S.S」「B.B.L.」)
終:3(「あなたがいるから、矢口真里」「COLORFUL PLEASURE」ほか)
 
<2005年10月>
 
合計:15番組
新:4(「マジアサ!」「MUSIC CONVOY」「アフタヌーンパラダイス」ほか)
終:1(「BLEND KISS」)
 
<2006年04月>
 
合計:15番組
新:2(「COCONUTS KISS」「カントリー娘。のHappy Night」)
終:2(「気ままにクラシック」ほか)
 
<2006年10月>
 
合計:15番組
新:4(「産地直送!」「今夜もうさちゃんピース」「CUTIE PARTY」ほか)
終:4(「ちゃんちゃかチャーミー」「B.B.L.」ほか)
 
<2007年04月>
 
合計:16番組
新:3(「今夜はふたりぼっち」「GAKI・KAME」「愛 say hello」)
終:2(「松浦ANN」ほか)
 
<2007年10月>
 
合計:19番組
新:5(「Guts10ガッタス」「FIVE STARS」ほか)
終:2(「ドキみきNight」「地中海 S.S」)
 
<2008年04月>
 
合計:22番組
新:8(「ぎゅっ!!とナイト」「JAM PUNCH!」「まいとたいむ」ほか)
終:5(「モーレツモーダッシュ」「マジアサ」「アフタヌーンパラダイス」ほか)
 
<2008年10月>
 
合計:16番組
新:4(「FIVE STARS(安倍)」「I My Me まいみ〜」ほか)
終:10(「ハロプロやねん!」「CUTIE PARTY」「GAKI・KAME」ほか)
 

 
今回の「終:10」という数字は異例としか言いようのないものです。
ただ、番組の総数は16を保っており、これは昨年4月期と同じです。
そして、この5年間を辿ってみれば、この16という数字が大きなものだということは、容易に気づくと思います(2003年以前も、それほど多く番組を持っていた時期はありません)。
ほぼ右肩上がりを続けていた5年間で、初めて大きく数を減らしたことは無視できない問題であり、異常とも言える事態なのでしょうが、それを言うなら、1年間で6番組増えた本年4月期も異常であったと考えられないでしょうか。
そもそも、今回の増減にはアヤカさんの卒業も関係しています。
複数の番組(3番組、うち1つは前田さんへ)を抱えながら卒業、ということが既に異常なのですから、それが数字に表れるのは自然なことでしょう。
 
で、結局何を言いたいかというと、まだ慌てる時期じゃない、ということです。
スラムダンクっぽくまとめました。